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【レビューNo.1666】プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか?

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評価★★★ 野村證券のプライベートバンキング部門に在籍後独立起業した著者による業界解説本。仕事柄、評者にとっては既知なことばかりだったが、面白かったのは「本邦のプライベートバンカーはガラパゴスだ」という著者の指摘。要は、本邦の相続税制があまりにも過酷かつ強化の一方であり、欧米流の増やすプライベートバンキングより資産税での流出を防ぐ消極的かつ本邦でしか通用しないメソドばかりが重宝されるということだ。評者もその片棒を担いでいるので言えた義理ではないが、東アジアで日本という国がこのまま生き残れるのかという意味で、暗澹とした気持ちになる。

【レビューNo.1665】アフター・ビットコイン

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評価★★★ キャッチーな題名とテック業界本を思わせる外装から勘違いしていたが、元日銀幹部行員によるビットコインとブロックチェーンテクノロジーの解説本。金融のプロがかような本を書いたのは、初めてなのでは無いだろうか。だからと言うことではないが、本書の見据えるビットコインの未来はかなり悲観的なものである。ネタバレになるのでここにその理由は書かないが、個人的にははした金でやっていたビットコイン購入をやめて全額売却したことは告白しておこう。

【レビューNo.1664】リーガル シックな雰囲気のシンプルベーシック ウイングチップ【 2018年春夏新商品 】

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評価★★★★ 普段履きの黒い革靴の内側に穴が空いたので、あわてて靴を購入。とはいえ、前々から次は松屋銀座宮崎バイヤーオススメのダークブラウンのウイングチップを予定していたので、リーガル正規ショップにてこちらを購入(当然サイズ合わせはやったが)。 宮崎氏によると、内羽根のウィングチップはデニムからスーツまで着るものを選ばないとのことで、 #sck から普段履きまで使えるヘビーユースシューズなのだそうだ。普段 26.5 の靴を履く評者だが内羽根のこの靴は店員曰く 27 がフィットしてると言う(ヒモの結び目のあるところの見え方でわかるとそうだ)。いやはや靴の世界も奥が深いが、履いてみると実に快適。 3 足目のリーガルだがこの靴がベストフィットな気がする。

【レビューNo.1663】言ってはいけない中国の真実

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評価★★★★ 文庫本化発刊から 3 カ月となるが、相変わらず大型書店の文庫本販売ランキングで上位に食い込んでいるのを見かける。しかし、著者も書いている様に本書の内容は最終章以外は 3 年前に発刊された単行本 とほとんど変更が無いのだ。 著者は中国の本質を理解するにはその「あまりにも多い人口」を理解することが、肝要だと説く。仮に日本の人口が 10 倍だったらどういうことが起きるだろうか?例として著者は、大学入試を上げる。人口が 10 倍になれば、東大への入学の難易度は 10 倍難しくなるだろう。それは全体社会における個の埋没に他ならず、だからこそ彼らは親族や友人知人とのつながりグワンシ(関係)を最重要視する。そこに賄賂や腐敗が生まれるのは、当然の話なのだ。 最終章で著者は、世界最速で中国は監視国家に向かってると説くが、体制の維持のためにはそれしかないとも言う。そんな不都合な隣人が、我が国の近くにあることは知っておいてもいいだろう。

【レビューNo.1662】ビジネスマン「身だしなみ」向上委員会

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評価★★★ 松屋銀座紳士服カリスマバイヤーの宮崎俊一氏の最近作。これまでのムック本の体裁を脱して本書がおそらく初の単行本ということになるのだろう。したがって、これまでの3作に比べるとカラー写真等が無くなっておりやや不親切なところも感じないでもない。本書を読む前に著者の既著ムック本3冊を完読しておかないと、内容を理解するのは難しいだろう(なんせ、それなりなテクニカルタームが随所に出てくる、、、巻末に用語解説欄はあるが)。関心したのは、お詫び会見用のスーツに何を着るか?ということに対する氏の提案。ネタバレを避けるためここには書かないが、かの日大関係者も彼に指導を乞うべきだったろう。

【レビューNo.1661】今そこにある危機

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評価★★★ 続いてNHKのBSでこちらが放映されたので連続視聴。パトリオット・ゲームの続編という趣だが、今作はお嬢さんは登場せずハリソン・フォードの家庭のお父さん感は後退。しかし、CIA職員としての活躍ぶりは本作の方が上だろう。それにしても、いまこうしてこの時代のスパイもの?を見ると、時代背景がアイルランドのIRAとかコロンビアの麻薬密売組織といったことで、同時多発テロ以降の世界を思うとなんと牧歌的な世界だったのかと思わせる。

【レビューNo.1660】パトリオット・ゲーム

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評価★★★ 先月のトム・ハンクスに続いて、今月は NHK の BS の映画物はハリソン・フォードの特集らしくひさびさにこちらを録画で視聴した。 言わずと知れたトム・クランシー原作の特殊工作員もの。 1992 年の公開であり、今見ると古びたところ(例えば軍事衛星の画像解析シーンなど)も感じるが、ハンソロもといハリソン・フォードが家庭を持つ父親として大活躍しており、世のお父さん方が帰宅後ビールでも飲みながら見るには最適だろう。当たり前だが、ハリソンフォードも若々しくて弾けるばかりだ(実際には CIA 職員を辞めたのち軍事史研究学者になっていた役どころだが)。