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【レビューNo.1654】キャスリーン・バトル・ベスト

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評価★★★ キャスリーン・バトルもすっかり姿を見なくなった。87年のウィーンフィルのニューイヤーコンサートがカラヤン指揮で行われた時、ソリストとして登場し世界中にそのビロードのような美声を轟かせたのが懐かしい。一般の人にはニッカウイスキーのコマーシャルでのオンブラ・マイ・フでも馴染みのあることだろう。 いまだベストアルバムが出るというのも大したもの。音源はライブのもの等々混じっており、曲中に拍手も入ったりしたりもしているが、彼女の柔らかい歌声がこうして聴けるのはもありがたい話だ。

【レビューNo.1653】誰も寝てはならぬ~パヴァロッティ・ベスト

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評価★★★ いまだにベストアルバムがリリースされるとはさすがはキングオブハイC。 イタリアの青々とした空に響き渡るようなパヴァロッティらしい歌唱で魅了される。 花粉症で悩まされていたが、気分だけはスカッとしたw

【レビューNo.1653】税務弘報 2018年 04 月号

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評価★★★★ 税理士業界の月刊誌。今月は色々記事がある中で「事業承継税制改正」特集の内容が実に濃い。評者も、同改正については各種のセミナー等に参加し情報を収集してきたが、ここまで本音ベースの話を聞いたのは初めてだ。そのせいか、Amazonでは本号は欠品となっている。内容については差し引かえるが、歪んだ制度がまた歪みそうな気がしてあまりおだやかでない。立法担当者はよかれと思って本制度を創ったと聞いているが、「地獄への道は善意で舗装されている」の格言を思い出した。

【レビューNo.1652】すごい廃炉

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評価★★★ なにげなく図書館に新規蔵書した本を借りたんだが、まさかあの篠山紀信氏が福島第一原発を継続的に撮影されていたとは知らなかった。本書は氏の激撮写真と日経コンストラクションとのコラボによる福島第一原発廃炉記録である。相当専門的な領域まで言及されているので、一般の方には理解の難しい部分もあるだろうが、篠山氏の写真がその解説を上回る説得力だ。相変わらず、現場力に頼る日本の弱さの表出とも言えるが。

【レビューNo.1651】オペレーションZ

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評価★★★ 「ハゲタカ」の原作者である真山仁の最新作。タイトルのオペレーションZとは要は国家財政危機が迫る中立案される極秘の財政再建計画のこと。その中で様々な立場の人(政治家、官僚、マスコミ、自治体、一市民、、、、、、)の生き様が作者ならではの現実感をもって描かれている、、、、、、、実際には、例えば夕張市等々の実例が基になっているようではあるが。 面白いのは、現下発生しているいわゆる「文書問題」において「省益あって国益なし」としばしば感じられる事象が見て取れるのだが、おそらく本作にあるような国家危機においても同様のことが起きてしまうのだろうと感じさせられることか。それは、映画「シン・ゴジラ」と似てないでもないが。 ネタバレを避けるため内容に言及することは差し引きかえるが、おそらくは本作は序章であり少なくともこのあと2作くらいは続編が続くのであろう。小説家も大変なお仕事である。

【レビューNo.1650】反脆弱性

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評価★★★★★ ベストセラー「ブラックスワン」の著者であるナシームタレブの最新作、と言いたいところだが 既に最新作「 Skin in the game 」が英語では発刊 されている中、 4 年の歳月を経てようやく日本語版の発売にこぎつけた著者の前著。 読めばわかるが、著者も指摘しているように「ブラックスワン」よりも本書の方が、より汎用性の高い内容となっている。だから、どなたにもお薦めできる。 その守備範囲は、経済や金融にとどまらず、キリのないとりとめのないジャンル(例えば、医療、健康、糖質制限など)へ話の展開が連続する。プロローグでも触れられているが、本書のレビューや解説を書こうとすると、 4 冊から 5 冊分の本に対する熱意が必要となるだろう。評者自身も、ここで本書を短くレビューするなどと言う事は、全くもって不可能だ。しかしながら、矛盾したことを言うようだが、本書こそ全ての人が一度は読むべき本であろう。おそらく評者は、本書をこれからも何度となく読むことになるだろう。噛めば噛むほど味が出てくる、スルメイカのようなものなのかもしれない、本書は。

【レビューNo.1649】映画 ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~

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評価★★★★ 劇場公開された際に一家で観に行ったが、先ごろ ETV で放映(しかもエンドロール全てありで、ほぼ完全ノーカットと思われた)されたので録画して観たのだが、またしても大笑い大泣きさせて頂いた。 元はご存知の子供向け短編アニメ作品なのだが、これを 1 時間半というそれなりに長い尺にして大丈夫だろうか?などと心配する必要はまったくない軽快なストーリー展開。ショーンたちと飼い主との深い愛情も随所に感じられ、娯楽映画の王道だが笑いあり涙ありであっという間にエンドロールを迎える感。街の動物取締官?がどことなくやや若い頃のスタローンを彷彿とさせるのは笑えた。