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【レビューNo.1510】週刊東洋経済 2017年3/25号

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評価 ★★★ 評者のストライクゾーンと思われ、久しぶりに東洋経済を読んでみた。最近レベルが落ちたとの話もあり、気になっていたところだった。 特集の「銀行マンの運命」の一連の記事だが、面白いと思ったのは、広島馴染みの方ならご存知のシシンヨーこと広島市信用組合(知らなかったが、同組は投信や保険販売を全くせず、ひたすら商業銀行業務に特化し収益力も高いそうだ)の生き残り術、金融庁長官についての解説(金融財政事情誌の編集長による)、ドラマ「ハゲタカ」の芝野建夫のモデルとも噂される元三菱銀行の安東さんへのインタビュー、特集最後の野口悠紀雄先生による毎度の「ブロックチェーンで銀行員激減かも」論の 4 つか。 東洋経済記者による署名記事はこのうちシシンヨーの記事だけ。他者が書いた記事やインタビューをまとめるのも編集の一環だろうが、確かに風評について少し心配になった。

【レビューNo.1509】仕事のExcelが1日でざっくりわかる本

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評価 ★★★ Excel の初心者向けの新書本。オートフィルと Vlookup などの一部の関数とマクロの考え方に強引に絞って書かれている。そのためか結果として非常に理解がしやすいものとなっており評者レベルの者にはありがたい一冊となっている。おそらく今まで Excel 本は 5 、 6 冊は読んだかと思うが、実戦で一番使えそうに思えた。

【レビューせずNo.1507,1508】

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読書の記録のみ、★3つくらいでしょうか

【レビューNo.1506】なぜ僕たちは金融街の人びとを嫌うのか?

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評価 ★★★ ハゲタカやるろうに剣心の大友監督 が「ハゲタカの鷲津に会ってるようだ」と本書のことを紹介されていたので気になって手に取った。 ジャーナリストである著者は金融についてはまったくの素人。英紙ガーディアンのブログに匿名を条件に金融業界のことについて教えて欲しいという著者の質問コーナーが設けられたことから話は始まる。 結果、実際に面談での取材に至ったのが 200 人だそうだ。著者によればシティ勤務のバンカーの 0.1% とのことであり、統計の母数としては少ないように思う。淡々とそのインタビューの記録が最初は書かれている。職種も業種もまったくランダムであるが、次第に著者なりのこの業界のイメージが湧いた中で、ある日ついにリーマンショックの本丸である CDO の関係者との面談に、著者は漕ぎ着けるのだが、、、、、、、、、、 本書の冒頭と巻末あたりに「空っぽのコクピット」という表現が出てくる。著者は金融業界のことを実はパイロットのいない旅客機の様なもの結論づけたい様子なのだが、いわゆるエージェンシー問題は金融業界に限った話ではない(エンロン事件等々)のだから、それはやや短絡的である様に思うのだが、いかがだろうか。

【レビューNo.1505】ダン

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評価★★★ 先日も サウンドトラックCDのレビューでご案内した通り、本年はウルトラセブンの放映から50年 ということで、現在 MXテレビであるが細々と再放送 も行われている。 本書は1998年(原著)の刊行なので放映開始から30周年の頃にウルトラセブンの主人公モロボシ・ダン役の森次晃嗣によって残された貴重な記録だ。 基本的には森次晃嗣氏の自叙伝の形を取っており、生まれてからモロボシ・ダンにたどり着くところまでのハチャメチャぶり(と評者は思うが)も興味深い。本人が個人的に所蔵していた撮影当時の写真や、当時の制作陣との対談等で一般には知り得なかったウルトラセブンないし当時のテレビ制作事情等を窺い知ることができるのも有り難い。 結局はモロボシ・ダン役以外パッとしなかった著者であるが、あとがきのラストでそのことについて語っており、、、、泣ける。

【レビューNo.1504】チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出」

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評価★★★★ 早いもので ギドン・クレーメル も70歳になられたようだ。評者は確か20年くらい前の来日の折に演奏を聞いたことがある。気楽な室内楽スタイル(普段着の様な格好で、終始立ったまま弾いていたと記憶)だったがその鬼才ぶりはよく伝わってきた。 本盤は2010年の録音のようで、こちらの記事によると 翌年日本でも同内容にて演奏会が行わる予定だったが大震災の影響でピアニストのブニアテイシヴィリの来日が中止となってこのトリオでの演奏は実現しなかった ようだ。 この盤の発売当時であればクレーメルによる「偉大な芸術家の思い出」ということだったのであろうが、時が流れ ブニアテイシヴィリ がピアニストを担当しクレーメルがヴァイオリンを弾いた「偉大な芸術家の思い出」という評価になるのだろう。今や飛ぶ鳥を落とす勢いのブニアテイシヴィリのおそらくはメジャーデビュー盤かと思われる。録音当時は63歳であっただろうクレーメルはかつてのような火の出るようなアパッショナートはやや影を潜めているようではあるが、そのテクニックは相変わらず。若々しいブニアテイシヴィリがエネルギッシュなピアノ伴奏でそれによく応えている。

【レビューNo.1503】実践 資産承継の勘所

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評価★★★ 著者は早稲田大学政治経済学部を卒業後平成8年に当時の拓銀に入社の後、東京都職員に転職、さらに新日本有限責任監査法人、税理士法人タクトコンサルティングを経て現在資産税専門の税理士となられたという我が国においては変わった経歴の方と言えるだろう。 著者のFacebook を拝見するとかなり営業色の濃いものに感じるが、それは事務所への相談利用を促すものであって決して個別の金融商品や対策への過度の誘導を意図するものでは無いようである。本書からもそのスタンスは窺い知れる。 資産家を企業オーナー、不動産オーナー、金融資産オーナー、ミドル富裕層と4つに大別しているのは大ざっぱな様にも感じられるかも知れないが、現場の実感としては違和感は無いのではないだろうか?本書で語られている対策等は王道のものばかりであり、例えばミドル富裕層には過度な相続税対策は不要であると強調されているなど、著者の良心を感じる。