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【レビューNo.1391】幸せがずっと続く12の行動習慣

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評価★★★ 昨年読んだ本の中では個人的に最も感銘を受けた本であり LINE の田端信太郎氏も激賞する「データの見えざる手」 の書中に、同書の著者が本書の著者であるリュボミアスキー氏とタグを組んで研究をしていたことが記されている。当然本書についても触れられていたので早いうちに読んでみたいと思っていたが人気の書らしく、ようやく予約順が回ってきた。 評者は知らなかったが、ポジティブ心理学というものがあるらしく、要はそれについて書かれているのだ、と思えば間違いないだろう(ポジティブ心理学についてはリンク先で概略を知ることができる)。「 データの見えざる手 」にも書いてあったが、幸福の要因として 50 %は遺伝、 40% が意図的な行動、 10% が環境とする考え方であり、要はあなたが金持ちだとしても幸せになるかどうかなど 10% の要因としかならないという話なのだ。最近起きた清原元選手の不幸な事件を見ていると、わかりやすいことだろう。 ただ、本書はそれへの対処法がややまどろっこしい。ここは「 データの見えざる手 」チームの健闘とビッグデータ解析による新時代の心理学の成果を期待したい。

【レビューNo.1390】スター・ウォーズ/フォースの覚醒

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評価★★★★ 最終 7 話以降の制作が危ぶまれていたスターウオーズだが、 ディズニーによる買収 で、今後 9 作目までは無論、それ以降も継続が噂されている様だ。先頃、 8 話の撮影が早くもクランクイン したという遅まきながらのタイミングではあるが、ようやく劇場で拝見( 2D 字幕)。 作家の橘玲氏は本作を評して「 40 年目の同窓会」とややネガティヴな 感想を語っていたが、評者はその言葉をいい意味で捉えたい。若い観客の方には申し訳ないが、評者の様に第 1 作を子供の頃から見てスターウオーズに馴染んできた者にとっては、ハンソロやレイア姫の老けぶりは、自らにも忍び寄る加齢とも相まって、なんとも言えない深い味わいを生むのだと思う。 前作までは、「 Force の暗黒面は強い」という路線だったが、今作は「 Force の暗黒面は弱い」という路線に変わっているのも興味深い。 ジョージルーカスがオフレコで酷評 したと伝わったが、そのあたりの描き方のことではないかと勘ぐっている。 ただ、今回は制作に力が入っていたのか、尺がちと長く感じた。ラストのルークと対峙するシーンは、次回作の冒頭が適切だったのでは無いだろうか。 いずれにしても、次回作を楽しみにして待ちたいと思う。

【レビューNo.1389】弾丸列車計画

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評価★★★ 一鉄道マニアとして軽い気持ちで読み始めたのだが、恐らく新幹線の前身である弾丸列車計画についての第一級の資料書物と思われる。よって、一般の方がお読みになってもつまらない感じになってるのは致し方のないことだろう。 それにしても構想開始昭和15年の新幹線計画が、未だに全国的には継続しているということを思い、国家開発計画は気の長い話なのだと改めて思った。

【レビューNo.1388】資産家増税時代の”守りから攻め”の相続対策Q&A

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評価★★★ 本書の著者の税理士法人は、評者の理解では超大口の富裕層を主たるターゲットとされているという認識なのだが、本書はそこまで大口ではないものの相応の規模の土地持ち富裕層をターゲットとした内容と思われる。そういう意味では、オススメできる内容の本と理解する。 興味深かったのは、最終章の「税務調査への対応」だ。ここまで、立ち入ってこのことについて解説してある記事を読んだことは今まで記憶にない。そういったことが気になる方には、読んで損のない本と思う。

【レビューNo.1387】糖質制限の真実

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評価★★★★ かれこれ四年くらい前、著者の勤務される北里研究所病院に評者は胆石の手術のため一週間ほど入院した。その時の記憶だと、院内に糖質制限食などの喚起を促す掲示等は無かったと記憶する。しかし本書によれば、現時点では同院では糖尿病患者への食事指導として、まず糖質制限食が提案されるとのことだ。著者曰くここ数年でこの辺りの常識は激変したと言う。 驚いたのは、 評者が長年糖質制限食入門本として推奨していたこちら を厳しく非難していたことだ。同書の書きぶりが、結果として糖質制限食の正当な評価を歪めることとなって、大いなる遠回りを余儀なくされたことになったとは知らなかった。 白米より卵かけ御飯の方が健康的、白米よりチャーハンの方が健康的、と聞いて、それ間違いでしょ!と思うあなたには本書の一読をオススメする。

【レビューNo.1386】人体600万年史(上)

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評価★★★★ サッカーなでしこ代表 FW の大儀見選手が以前この本を読んだと語っていて関心を持ったのだが、人気の本らしくなかなか図書館の予約順番が回って来なかった(今でも私の近所の図書館では予約 10 人待ちの様だ)。 個人的なことだが、その予約を待っている間に、長年投薬治療を受けて来た高血圧が悪化して悩まされる事態となっている。本書は上下2巻の前半にあたるが、その巻末の第 7 章がいわゆる現代人が悩まされる特有の疾病(著者は「ミスマッチ病」と名付ける)についての言及がある。著者曰く高血圧は「肥満を招くような食生活、塩分の摂りすぎ、運動不足、そして酒の飲みすぎ」が原因と一刀両断なのだが、問題はそうならばなぜそれが改善されず、かくも多くの人がいわゆる生活習慣病などに悩まされるのかということだ。そのことについての詳しい考察は下巻に展開される様である。 上巻の大半は、我々の祖先がチンパンジーと分岐するところから始まり現世人類のみが最終的に唯一生き残るまでの経緯の説明に割かれている。 やや退屈な感もしないではないが、おそらくはその歴史的経緯を理解しないと、下巻以降の考察も理解できないのだろうと思う。

【レビューNo.1385】メルトダウン 連鎖の真相

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評価★★★ NHK スペシャルの福島第一原発関連番組のムック本という位置付けでいいのだろうか。古くからの SNS 上の知人が絶賛してたので手に取ってみたのだが、一つだけ強烈な違和感があった。それは、使用済み燃料の入ったプールへの給水作業作戦についての記載が、ほぼ全て抜け落ちている点だ。 それについては麻生幾氏の「 前へ! 」を一読されることを強くお薦めしたい。