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【レビュー№1183】金融再編の深層 高橋温の証言

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金融再編の深層 高橋温の証言 評価★★★★ バブル崩壊から20年以上経ったのであろうか。過ぎてしまえばあっという間であろうが、その渦中にあった人にとってはとんでもない時間の連続だったはずだ。末端構成員ではあるが、評者もそうだった。 本書は住友信託銀行のトップとしてバブル崩壊からつい最近に到るまでの困難な時期を勤め上げた稀有な経験をお持ちのバンカーによる、回顧録だ。 他の書評家の方も書いていたが、類書として元三井住友銀行の西川善文氏による ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録 があるが、本書ともどもバブル崩壊から今日までの本邦金融界の流れを知るに適した好著だろう。どちらも、よくぞここまで話したなあと感心することしきりな内容が豊富なのだ。 ただ、 以前西川氏の著書へのレビューでも書いた が、同じ感想を本書でも感じざるを得ないのは残念だ。関心のある方はリンク先を覗いていただきたい。

【レビュー№1182】超金融緩和の時代

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超金融緩和の時代 「最強のアメリカ」復活と経済悲観主義の終わり 評価★★★ 長年の宗教的日本株強気論者で、昨今は 日経平均4万円説が注目を集める武者陵司氏 が、主として米国経済の今後の展望について、大胆に予測した書。 まあ、中身は読んでのお楽しみということにしておきたいが、「 米ダウは将来10万ドル到達する 」という御説には、さすがは武者センセと感服した次第だった。

【レビュー№1181】金融の世界史: バブルと戦争と株式市場

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金融の世界史: バブルと戦争と株式市場 (新潮選書) 評価★★★★ 驚くべき情報量で真の坂の上の雲を描き切った「 日露戦争、資金調達の戦い 」 の著者による「金融の世界全史」振り返り。 メソポタミアのタブレット( 現代のタブレット端末と同様の役目を持っていたらしいことは興味 深い)から、リーマンショックに至るまで、 およそお金に関わる歴史がすべて語られている。 元となっているのが、新聞への連載記事だったこともあり、 一話一話の区切りが明確であり、 読みやすい構成となっているのはありがたい。 前著同様凄まじいばかりの調査の上で書かれたであろうことは、 読めばわかる。著者に「ご苦労様でした」 と一言ねぎらいの言葉をかけたくなる。 書中にも出てくるタレブの言う「ブラックスワン」 がこれからも避けられぬことだとしても、 過去を知っておくことはそれは知らぬ人よりはより良い未来を生き ることができると思うのだが、どうだろうか?

【レビュー№1180】38歳からの相続

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38歳からの相続 評価★★★★ 三菱UFJ信託銀行の個人財務アドバイザー(要は主として相続関連のご相談係)として長く活躍されている灰谷(ハイタニ)氏とおそらくその部下の方による共著なのだが、数ある ハイタニ本(失礼)の中でも本書は決定版なのでは無いだろうか? 4のケースについて、あたかも小説の様なストーリー(もっともこの仕事をしていると、事実の方が小説より奇なりということは往々にしてあるのだが)が進行。その合間合間でお二人による解説が入って、読者が相続についての知識や理解を深めていくという展開なのだが、恥ずかしながら今回の「ストーリー」のいくつかを読んでいて評者は落涙してしまった。それくらい、筋がよく出来ていたのでは無いかと思う。ちょっとやり過ぎとも思ったがw 評者は48歳だが、実は9年前に親が病に倒れており、実際には本書の題名にある通り38歳からこういったことを学ぶべきであった。 ぜひ、同じ年代の方には、他人事だと思わず本書を読んでいただきたい。

【レビュー№1179】人気鉄道でめぐる世界遺産

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人気鉄道でめぐる世界遺産 (PHPビジュアル実用BOOKS) 評価★★★ ついつい図書館に蔵書されたので手に取ったのだが、こういう本を読むと旅行に出たくなってしまうのでよくないなーw 世界遺産と言えば、昨今は富士山が話題だが、世の中にはいくつか鉄道そのものが世界遺産のものがあり、冒頭その解説から入り、以後は鉄道で訪ねる世界遺産の趣きとなっている。

【レビュー№1178】死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

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死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日 評価★★★ 随分前から図書館に予約していたが、かなり待たされた。人気の書のようだ。 待っている間に、 本書についてアゴラで記事になっていた ので、例によって概要については そちら をご覧頂きたいw 個人的には吉田所長と言えば、若干福島第一が落ち着いてきた頃、 執務室に掲げてあったなでしこの鮫島選手のユニフォームを指差して「うちの守り神です」 と語っていたのが懐かしい。 その後所長は、食道がん、脳内出血と次々に病魔に襲われ大変な日々を送られているという。一日も早い回復をお祈りしたい。

【レビュー№1177】金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?

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金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの? 評価★★★ 先ごろ突如として仮出所した堀江貴文氏の近著、、、、と言っても実際は、著者の有料メルマガからの抜粋の様で、仮出所のスケジュールに関係なく本書の企画自体は進められていたようである(ことは読めばわかる)。 著者の妄想するビジネスモデルの披露のページとメルマガ読者とのQAコーナーとが交互にやってくるが、面白いのはQAコーナーの方だろうか?その理由はあとがきあたりにも書いてあるのだが、あえてここには書かない(題名にヒントありw)。