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【レビュー№1181】金融の世界史: バブルと戦争と株式市場

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金融の世界史: バブルと戦争と株式市場 (新潮選書) 評価★★★★ 驚くべき情報量で真の坂の上の雲を描き切った「 日露戦争、資金調達の戦い 」 の著者による「金融の世界全史」振り返り。 メソポタミアのタブレット( 現代のタブレット端末と同様の役目を持っていたらしいことは興味 深い)から、リーマンショックに至るまで、 およそお金に関わる歴史がすべて語られている。 元となっているのが、新聞への連載記事だったこともあり、 一話一話の区切りが明確であり、 読みやすい構成となっているのはありがたい。 前著同様凄まじいばかりの調査の上で書かれたであろうことは、 読めばわかる。著者に「ご苦労様でした」 と一言ねぎらいの言葉をかけたくなる。 書中にも出てくるタレブの言う「ブラックスワン」 がこれからも避けられぬことだとしても、 過去を知っておくことはそれは知らぬ人よりはより良い未来を生き ることができると思うのだが、どうだろうか?

【レビュー№1180】38歳からの相続

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38歳からの相続 評価★★★★ 三菱UFJ信託銀行の個人財務アドバイザー(要は主として相続関連のご相談係)として長く活躍されている灰谷(ハイタニ)氏とおそらくその部下の方による共著なのだが、数ある ハイタニ本(失礼)の中でも本書は決定版なのでは無いだろうか? 4のケースについて、あたかも小説の様なストーリー(もっともこの仕事をしていると、事実の方が小説より奇なりということは往々にしてあるのだが)が進行。その合間合間でお二人による解説が入って、読者が相続についての知識や理解を深めていくという展開なのだが、恥ずかしながら今回の「ストーリー」のいくつかを読んでいて評者は落涙してしまった。それくらい、筋がよく出来ていたのでは無いかと思う。ちょっとやり過ぎとも思ったがw 評者は48歳だが、実は9年前に親が病に倒れており、実際には本書の題名にある通り38歳からこういったことを学ぶべきであった。 ぜひ、同じ年代の方には、他人事だと思わず本書を読んでいただきたい。

【レビュー№1179】人気鉄道でめぐる世界遺産

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人気鉄道でめぐる世界遺産 (PHPビジュアル実用BOOKS) 評価★★★ ついつい図書館に蔵書されたので手に取ったのだが、こういう本を読むと旅行に出たくなってしまうのでよくないなーw 世界遺産と言えば、昨今は富士山が話題だが、世の中にはいくつか鉄道そのものが世界遺産のものがあり、冒頭その解説から入り、以後は鉄道で訪ねる世界遺産の趣きとなっている。

【レビュー№1178】死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

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死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日 評価★★★ 随分前から図書館に予約していたが、かなり待たされた。人気の書のようだ。 待っている間に、 本書についてアゴラで記事になっていた ので、例によって概要については そちら をご覧頂きたいw 個人的には吉田所長と言えば、若干福島第一が落ち着いてきた頃、 執務室に掲げてあったなでしこの鮫島選手のユニフォームを指差して「うちの守り神です」 と語っていたのが懐かしい。 その後所長は、食道がん、脳内出血と次々に病魔に襲われ大変な日々を送られているという。一日も早い回復をお祈りしたい。

【レビュー№1177】金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?

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金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの? 評価★★★ 先ごろ突如として仮出所した堀江貴文氏の近著、、、、と言っても実際は、著者の有料メルマガからの抜粋の様で、仮出所のスケジュールに関係なく本書の企画自体は進められていたようである(ことは読めばわかる)。 著者の妄想するビジネスモデルの披露のページとメルマガ読者とのQAコーナーとが交互にやってくるが、面白いのはQAコーナーの方だろうか?その理由はあとがきあたりにも書いてあるのだが、あえてここには書かない(題名にヒントありw)。

【レビューNo.1176】クリエイティブ喧嘩術

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クリエイティブ喧嘩術 (NHK出版新書 408) 評価★★★ ちゅらさん、ハゲタカ、龍馬伝など、NHKで数々のドラマをヒットさせた後、「脱藩」し現在はフリーの映画監督としてまたまた「るろうに剣心」や「プラチナデータ」など快調に制作を続ける大友監督が、その思いの丈を綴った書。 何か違和感ある題名であるが、読めば何故そのような題名であるかの意図はわかるだろう。 「ハゲタカ」以降、監督のファンを自認する評者であるが、ハゲタカや龍馬伝、るろうに剣心の制作の現場でどんなことがあったのか、裏話が聞けるのはありがたい。 同時代人として、これからも監督のことをますます応援したくなった。

【レビュー№1175】映画 プラチナデータ

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評価 ★★★ ドラマ「ハゲタカ」や龍馬伝の大友監督による最新作。事前に読んではいたが、 原作は東野圭吾の小説 である。 正直拝見するまではかなり期待値が高かったのだが、残念ながら大友監督作品としてはちょっと物足りなかったというのが、個人的な感想だ。 原作と映画は違うものだろうが、原作にあった緊迫感のようなものが、何故か感じられない。あくまで、個人的な感想だが。 そして、実は影のメインキャストであるトヨエツと鈴木保奈美であるのだが、個人的にはかつてのドラマ「この世の果て」のイメージがあまりにも強く頭の中からぬぐいきれなかったのかも知れない。 監督には次回作を期待したい。何かは、聞いてないが。