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【レビューNo.1137】プライベートバンキング戦略

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評価★★★★ 野村総研による、本邦におけるプライベートバンキング業務についての現状分析と今後の展望について考察した書。 本書の内容は本邦でのプライベートバンキング業務の企画ないし実行に従事する人間向けとなっているのであるが、結果として本邦の金融富裕層の現状についての分析となっているので、そういったことに関心のある方にもお薦めである。

【レビュー№1136】投資家が「お金」よりも大切にしていること

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評価★★★ 直前にも著者らによる著作をレビューさせて頂いているし、 いつもTwitterやFacebookなどで発言等もお聞きし てるのであるが、今回のこの書だけは、いつもと違うな? という感じがする。もしかすると、 著者が務めている明治大学商学部講師としての経験が、 この本を書かせたのだろうか? 巻末まで来ると、いつもの「日経平均は死んでいる」 説の方向になっており、ようやく「あ、 そういうことを言いたかったのね?」 と一応の納得感は得られるのだが。

【レビュー№1135】30歳からはじめる お金の育て方入門

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評価★★★★ 各々が別々の独立系投資信託の責任者である「草食投資隊」 三人の共著によるおかねの入門書。 以前一度ご縁があって、 このお三人プラスゴールド投資でお馴染みの豊島逸夫さんとの共同 セミナー ?におじゃましたこともきっかけとなって、 著者陣とはFacebook上でいつも親しくさせて頂いているこ ともあり、お書きになっている内容に違和感はまったく無い。 件のセミナーの折には、 まだまだ株式については先行き不安感が強く、 どちらかと言えば ゴールドの豊島さん の方が印象が強かったのだが 、 わずか約2年のことで市場の雰囲気は株式先高感にガラッと変わって しまっていることを思うと、感慨深いものがある。 貯蓄とかおかねとか一度も考えたことが無い若い方には、 ぜひ一度お読み頂きたい一冊だと思う。

【レビュー№1134】新版 家を買いたくなったら

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評価★★★★ 昨今はブログやTwitterやFacebook上で、 賃貸か持ち家か?の宗教論争? がしばしば勃発しているように感じる。 双方それぞれに言い分がある様だが、 仮に持ち家を考えるのであれば、 本書は初心者の方にとっては格好の参考書になるのでは無いだろう か? 当たり前のことなのだが、 どこの会社もボランティアでやってるわけではない。 不動産屋は不動産を売ることに懸命だし、 金融機関はローン付けをすることに懸命なのは、 仕方のないことなのだ。 本書にある様なことは「基礎的な知識」という前提で、 ぜひ持ち家は検討頂きたいと思う。

【レビュー№1133】原発と原爆

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評価★★★ 日本の原子力開発にCIAの影があったとする「 原発・正力・CIA 」の著者によるポスト福島時代における原発の意義( 核武装のオプションを放棄しないための原発)を問うた書。 広島生まれ広島育ちの私が、 原爆はもちろん原発に嫌悪感を持っているのは当然なのだが、 一方で、イランや北朝鮮が核開発に血道を上げているのも、 紛れもない事実だ。「 文明と戦争 」に説かれているように、 それは人類のDNAに深く刻み込まれている性がもたらす唯一無二 の道なのだろう。

【レビューNo.1132】いすみ鉄道公募社長 危機を乗り越える夢と戦略

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評価★★★★ 千葉県にある第三セクターのいすみ鉄道の社長 奮闘記。 いすみ鉄道は国鉄民営化前後に第三セクターとなった数ある赤字ロ ーカル線のひとつに過ぎず、営業継続の是非が検討されていた中、 社長が民間公募され、 これに英国航空のしかるべき地位を投げ打って応募したのが著者だ った。 本書の後半で明らかにされているが、 著者は子供の頃からの鉄道マニア( SLの最終時期に北海道まで日帰りで行ったり、 汽笛の音を聞くために北海道の駅に電話をしたなどの逸話が披露さ れている。)。その頃から国鉄マンになるのが夢だったのだが、 就職時期に旧国鉄がストライキ等で労使関係が紛糾し新規募集を中 止、泣く泣く就職をあきらめざるを得なかったという。 その後紆余曲折あって航空業界に身を投じるのだが、 鉄道への思いは捨て難く、 列車の運転席から撮影した画像をDVDにして販売する副業( 当然会社の許可を得た上で)を行うなどして来たのだそうだ。 面白いのは、著者が社長募集への応募を決意したのが、 その副業といすみ鉄道の事業規模がさほど変わらず、「 これならできるかもしれない」と考えたことだ。 著者自身のこと以外にも知的障害のある方の「 フレーミング 的能力」を鋭く発掘し、 サポーターとしてある業務に就いていただく事例など興味深い話が 目白押しである。 鉄道マニアであるおじさんたちにとっては、 たまらない一冊だろう。

【レビューNo.1131】ブレイクアウト・ネーションズ

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評価★★★ Bricsといえば、名付け親である ゴールドマン・サックスのオニールが先ごろ本年中で引退 することが報道されていた。そして本書ではライバルであるモルガン・スタンレーのダイレクターが既に新興国が高成長である時代は終わったと告げるでいるわけであり、なんとも興味深い。 内容については読んでいただいて確認していただきたいが、巻末の著者の叫びである「風がなければ、自らこぎ出せ」(元はラテン語の真言の様だ)は、長引く低成長に甘んじる日本にとっても、他人事ではないだろう。