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【レビュー№1228】ヤング田中K一

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評価★★★★ Twitterのごく初期から この方の投稿 がRTされてきて、ずーっとシモネッタばかりやっているので、いったいこの人はどういう人なんだろうか?と長いこと思っていた。 サラリーマン兼業漫画家をされていることを知ったのは実はごく最近のことだった。 著者はサラリーマン時代に何度か転職をしているのだが、本書は最初の勤務先であった大手玩具メーカー営業職勤務時代のことを主に振り返った自叙伝的コミックである。 年代が年代だけに、その職場の様子のハチャメチャなことがこれまた面白い。 だが、 成毛眞さんの「大人げない大人になれ」 ではないが、過日の日本の会社というのは大同小異このようなアニマルスピリット(という表現にしておこうw)にあふれていたのは事実であり、それがいいことか悪いことかというのは一概には判断は難しい。 なお余談であるが、著者の最近の怪作である「 宇宙戦艦ヤマト薄い本 」についても、 著者のTwitterによれば電子書籍化の方向で動いている ことはまことにありがたい。著者の作品を紙の本で所蔵するのは、やはり普通の家庭ではリスクを伴うことだろうw

【レビュー№1227】それでも金融はすばらしい

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評価★★★ 昨年のノーベル経済学賞を共同で受賞されたお一人シラー教授による近著をおなじみ山形浩生氏が翻訳した書。訳者があとがきで懸念を表明しているとおり、あまりにもストレートやがなストレートやがなもっとひねりなさいひねりなさいひねりなさいなまでに題名通りの著述が続いて辟易とする。 確かに、 以前読んだこちら でも主張されていたが資本主義は多くの貧困な国家や国民を豊かにしたのは事実のようだ。だからと言って、なんの反省もなく金融やそこに携わる人が素晴らしいというのは脳天気な発想だろう。

【レビュー№1226】Karajan Brahms The Symphonies [DVD] [Import] (2008)

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評価★★★★ カラヤンのブラームス交響曲と言えば数種録音があるのだが、本録画は70年代のおそらくベルリン・フィルとのコンビネーションがベストの時期のもの。 無論カラヤンは曲の間中目を閉じての指揮。かつて、音楽雑誌等では本録画について「あり得ない意図的な後撮りの様なシーンがある」との辛辣な評価を見かけたが、それとてカラヤンのイメージする芸術の発露の一つと思えば、何ら問題無い。 彼は死の直前「自分がどんな風だったか、画像で残らなければ何の意味も無い」と語っていたが、この一連の70年代録画こそその意図が実現されているのではないだろうか。 個人的には特に第2の最終楽章が珠玉だ。整備されたポルシェでアウトバーンを驀進するかのような快感がここにはある。

【レビュー№1225】劣化国家

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評価★★★★ 当代随一の歴史学者のファーガソンも気づけば私と同い年だという。 本書の内容の概観については 池田信夫氏のレビュー を読むほうが早かろう。 本書を読んでいると タレブの近著 であるとか、 池田信夫氏の昨年の本ベストワンであるフクヤマの近著 の引用が出てくる。 賢人達がかつて以上に近接しつつ、切磋琢磨していることを見ると、まだまだ我々には進歩の余地は残されているのだろうと勇気を与えられる。

【レビュー№1224】ショパン・リサイタル(マウリツィオ・ポリーニ)

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評価★★★ アバド が亡くなった。帝王カラヤンの後釜がいったい誰だ?と世間が騒がしくなった中で、団員達の推薦で彼が後任に就任したと記憶する。病のおかげでその蜜月は思いの外、短かったが。 アバドのことを思い出したら、ふと前に 池田信夫氏がアバド・ポリーニの仲の良さを書いたこの記事 のことを思い出して、この盤を聞いてみた。 聞いての感想は、この池田氏の記事とほぼ同じなのだが、つくづく自分も年を取ったのだなと思った次第。思えば誕生日が来れば50歳。人間五十年、下天の内を較ぶれば、夢幻の如く也。一度生を稟け、滅せぬ物の有る可き乎。

【レビュー№1223】エコノミスト 2014年 1/28号

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評価★★ エコノミストなんて買ったのはいつ以来だろうかと思い出せないくらい買った記憶がない。不動産の特集で長嶋さんや東京カンテイさんのTwitterとかを見ていて買う気になったのだが、なんだかなーというのが正直な感想。 これ以上書くのはやめておこう。

【レビュー№1222】週刊 ダイヤモンド 2014年 1/18号

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評価★★ 表紙の通り、本号の特集は「富裕層は何を買っているか」ということのようだ。 評者はその富裕層という方々と日常的にお会いする境遇にあるのだが、本誌に書いてあるような事例に、ほとんど心当たりが無い。 例えば、よく聞く都心高層マンションの最上階を相続対策等で買うなどの話も、実例として見聞きしたことが無いのだ。 確かに、現象としてはここに書いてあることは起きているのだろう。しかし、それがマジョリティであるかどうかはわからない(マジョリティが正しいかどうかはわからない。もっとも「みんなの意見は案外正しい」という法則もあるが。)。 先日、 新型スカイラインのコンセプトについて話題 となっていたが、それと同様の感覚を覚える。