教育バウチャー制度というのは考えれば考えるほど素晴らしいアイデアだと思うのだが・・・
毎度の金融日記さんのブログから。
この教育(ないし子供手当)をバウチャーにというのは、繰り返し色んな人が(池田信夫氏など)が提唱するが、池田氏も指摘するようにしょせん実行不可能(バウチャー制度自体が公を否定することになる)というのが、コンセンサスのようだ。
(以下全文引用)
教育バウチャー制度というのは考えれば考えるほど素晴らしいアイデアだと思うのだが・・・: "民主党は子供手当の支給を開始します。
子供手当に関しては、恒久財源の議論もせずに実施されることに対して、様々な批判があります。
また、現金で支給すると、多くが貯蓄に回ってしまい、景気対策にはならないのではないかという批判もあります。
株式市場では、子供手当を現金で支給されることによって、そのお金を心ない親がパチンコに使うという連想から、パチンコ関連銘柄が買われるということも起こりました。
そこで僕は期限付きの教育バウチャーにして子供手当を支給するべきだと主張してきました。
教育バウチャーは古くて新しいアイデアで、あのミルトン・フリードマンも著書の中でその有効性を主張してきました。
教育バウチャーの範囲はかなり広げて、塾やお稽古事やスキー教室みたいなのにも使えるようにします。
パソコン教室でも英会話でもいいでしょう。
今回は子供手当の代替案ということで、主に子供を対象にしていますが、職業訓練のためのバウチャーもあってもいいと思います。
僕は政府よりも市場を信用しています。
歴史を見てみれば、戦争はもちろんのこと、社会主義政権による市民の大虐殺など、政府の愚かさを示す例は枚挙にいとまがありません。
僕たちを貧困から救ったのは何でしょうか?
市場経済です。
途上国を豊かにしているのは何でしょうか?
市場経済です。
医学を進歩させて、僕達の平均寿命をどんどん伸ばしているのは何でしょうか?
市場経済です。
溢れんばかりの食料を生み出し、誰も飢えなくしたのは何でしょうか?
市場経済です。
世界的なアーティストの音楽を誰でも聞けるようにしたのは何でしょうか?
市場経済です。
世界を平和にしたのはなんでしょうか?
市場経済です。
若者を飛行機に乗せて人間爆弾にしたのは何でしょうか?
日本国政府です。
共産国家を作るために数千万人虐殺したのは何でしょうか?
ロシア政府です。
数千万人餓死させたのは何でしょうか?
中国政府です。
喜び組を作ったり、国民を餓死させたり、政府を批判する人間を粛正するのは何でしょうか?
北朝鮮政府です。
今、日本経済を奈落の底にたたき落とそうとしているのは何でしょうか?
社会主義思想で市場を否定する鳩山由紀夫と民主党政権です。
とはいえ、僕は政府の役割を否定するわけでもありません。
市場経済というのは、よい政府があってはじめて機能するもので、政府はうまく市場を回すためになくてはならないものです。
また市場経済は必然的に勝者と敗者を作り出し、一部の勝者に富が集中するので、政府による再分配もある程度必要なのはいうまでもないでしょう。
政府の役割として、何より大切なのは国民に機会を平等に与えることです。
富める者の子弟だけがいい教育を受けられ、そうでないものにチャンスを与えられないような国が発展していくわけはありません。
そこで僕は期限付き教育バウチャーというのはすばらしいアイデアだと思うのです。
まずこれは再分配政策です。
全ての子供たちがよい教育を受けられるようにと、政府が税金で集めたお金を教育限定のバウチャーとして配るわけです。
これは機会平等を実現します。
またこれは景気対策にもなります。
期限付きなので確実に使われます。
塾やお稽古ごとなどの教育産業が拡大するので、雇用も生まれます。
雇用対策にもなるのです。
そして何より重要なのは、教育バウチャーというのは市場原理を尊重しているということです。
これからはの時代は知恵が富を生み出す知価社会です。
そこでは何よりも教育というものが重要にナルはずです。
ところが、こまったことに、どういう教育をすればいいかというのは誰にもわからないわけです。
時代は絶え間なく変化し、もうかる産業が次々と変わっていきます。
市場経済というのは、こういうはっきりした目標がわからないことに対して、試行錯誤で前に進んでいくことが非常に得意です。
だから教育バウチャーで消費者が自由に何に使うか選べることによって、供給者側に競争原理が働き、時代に合った教育産業がダイナミックに発展していくと思うのです。
それがひいては日本の国際競争力につながっていくのではないでしょうか。
"
この教育(ないし子供手当)をバウチャーにというのは、繰り返し色んな人が(池田信夫氏など)が提唱するが、池田氏も指摘するようにしょせん実行不可能(バウチャー制度自体が公を否定することになる)というのが、コンセンサスのようだ。
(以下全文引用)
教育バウチャー制度というのは考えれば考えるほど素晴らしいアイデアだと思うのだが・・・: "民主党は子供手当の支給を開始します。
子供手当に関しては、恒久財源の議論もせずに実施されることに対して、様々な批判があります。
また、現金で支給すると、多くが貯蓄に回ってしまい、景気対策にはならないのではないかという批判もあります。
株式市場では、子供手当を現金で支給されることによって、そのお金を心ない親がパチンコに使うという連想から、パチンコ関連銘柄が買われるということも起こりました。
そこで僕は期限付きの教育バウチャーにして子供手当を支給するべきだと主張してきました。
教育バウチャーは古くて新しいアイデアで、あのミルトン・フリードマンも著書の中でその有効性を主張してきました。
教育バウチャーの範囲はかなり広げて、塾やお稽古事やスキー教室みたいなのにも使えるようにします。
パソコン教室でも英会話でもいいでしょう。
今回は子供手当の代替案ということで、主に子供を対象にしていますが、職業訓練のためのバウチャーもあってもいいと思います。
僕は政府よりも市場を信用しています。
歴史を見てみれば、戦争はもちろんのこと、社会主義政権による市民の大虐殺など、政府の愚かさを示す例は枚挙にいとまがありません。
僕たちを貧困から救ったのは何でしょうか?
市場経済です。
途上国を豊かにしているのは何でしょうか?
市場経済です。
医学を進歩させて、僕達の平均寿命をどんどん伸ばしているのは何でしょうか?
市場経済です。
溢れんばかりの食料を生み出し、誰も飢えなくしたのは何でしょうか?
市場経済です。
世界的なアーティストの音楽を誰でも聞けるようにしたのは何でしょうか?
市場経済です。
世界を平和にしたのはなんでしょうか?
市場経済です。
若者を飛行機に乗せて人間爆弾にしたのは何でしょうか?
日本国政府です。
共産国家を作るために数千万人虐殺したのは何でしょうか?
ロシア政府です。
数千万人餓死させたのは何でしょうか?
中国政府です。
喜び組を作ったり、国民を餓死させたり、政府を批判する人間を粛正するのは何でしょうか?
北朝鮮政府です。
今、日本経済を奈落の底にたたき落とそうとしているのは何でしょうか?
社会主義思想で市場を否定する鳩山由紀夫と民主党政権です。
とはいえ、僕は政府の役割を否定するわけでもありません。
市場経済というのは、よい政府があってはじめて機能するもので、政府はうまく市場を回すためになくてはならないものです。
また市場経済は必然的に勝者と敗者を作り出し、一部の勝者に富が集中するので、政府による再分配もある程度必要なのはいうまでもないでしょう。
政府の役割として、何より大切なのは国民に機会を平等に与えることです。
富める者の子弟だけがいい教育を受けられ、そうでないものにチャンスを与えられないような国が発展していくわけはありません。
そこで僕は期限付き教育バウチャーというのはすばらしいアイデアだと思うのです。
まずこれは再分配政策です。
全ての子供たちがよい教育を受けられるようにと、政府が税金で集めたお金を教育限定のバウチャーとして配るわけです。
これは機会平等を実現します。
またこれは景気対策にもなります。
期限付きなので確実に使われます。
塾やお稽古ごとなどの教育産業が拡大するので、雇用も生まれます。
雇用対策にもなるのです。
そして何より重要なのは、教育バウチャーというのは市場原理を尊重しているということです。
これからはの時代は知恵が富を生み出す知価社会です。
そこでは何よりも教育というものが重要にナルはずです。
ところが、こまったことに、どういう教育をすればいいかというのは誰にもわからないわけです。
時代は絶え間なく変化し、もうかる産業が次々と変わっていきます。
市場経済というのは、こういうはっきりした目標がわからないことに対して、試行錯誤で前に進んでいくことが非常に得意です。
だから教育バウチャーで消費者が自由に何に使うか選べることによって、供給者側に競争原理が働き、時代に合った教育産業がダイナミックに発展していくと思うのです。
それがひいては日本の国際競争力につながっていくのではないでしょうか。
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