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【レビュー№1703】東大卒筋肉弁護士のもう後がない状況でも確実に結果を出せる超効率勉強法

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評価★★★ NHK で放送され一躍爆発的人気となった筋肉体操に出演する小林弁護士による書き下ろし。氏は東大文一に合格するも燃え尽き症候群からか大学は 2 度留年し、法科大学院はいわゆる一般の方がチャレンジされる 3 年コースを選択する屈辱を受けるが、ここから一念発起して司法試験は一発合格を果たしたという。趣味のコスプレでの見栄えをよくするために筋肉トレーニングを始めたという変わり者。しかし、その趣味が高じての今やタレントの一角を担う(気付かなかったが紅白にも出場していたそうだ)。 その彼が、ここまでに至った経緯やメソッドをここに書いているわけだが、読んでいて野口悠紀雄氏の 「「超」勉強法」 と似ていること(音読、歴史の勉強における語呂合わせによる暗記など)が多いということに気づいた。何のことはない、本書にも書いてあるが、要は「できる人のマネをするのが早道」なわけだ。若い人にとっては本書の方がいいだろう。だが、本質的なことまで踏み込んで理解されたい向きには、続いて野口悠紀雄氏の 「超」勉強法 をお読みになることをオススメする。

【レビュー№1702】人生は攻略できる

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評価★★★ なんども書いているが、著者は評者にとっての何人かいらっしゃる勝手にこっちがそう思ってる人生の恩人のひとりである(他に、野口悠紀雄氏、長嶋修氏、春山昇華氏などがいらっしゃる)。まえがきによると本書は、著者にとって初めての若者向けに書かれた本であるそうだ。近著の「 専業主婦は 2 億円損する 」はおそらく初の女性向けの書だったので、その続編のイメージは濃い。なお「 2 億円 」本のレビューにも書いたが、同書のあとがきで著者は初めて自らの人生についてカミングアウトしている(なお、その内容についてはその後大幅にアップデートされて「 80's エイティーズ ある 80 年代の物語 」という書物になっているので、関心のある方はご一読を)。それでかなり吹っ切れたのではないだろうか。 本書の内容は基本的に著者の既著をわかりやすく書いてあるだけだ。だが、誰しもそうだろうが、子供や若い人にわかってないことをわかりやすく説明するというのは結構難儀な作業だろう。率直に言って本書を高校生が読んで理解できるかどうかはその難易度からして疑問(一部高校生の娘に読ませたが、やや誤解していたようだ)ではあるが、橘玲を知らない人がその論説を知るには好著と言えよう。

【レビュー№1701】週刊東洋経済 2019年3/23号 [雑誌](不動産バブル崩壊前夜)

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評価★★★ ついついネット広告のおどろおどろしい表紙に騙されて買ってしまったが、書いてあることはほとんど評者にとっては既知のことだったので、以前ご紹介したダイヤモンドの事実上の「スルガ銀行特集」の様な衝撃さはまずないと言っておこう。 唯一新ネタと思えたのは、オープンハウス社の安売り戸建についての言及か。おなじみ長嶋修さんが、厳しめのコメントをされているのが目を引いた。 なお特集とは関係無いが書評の記事で、橘玲氏の「もっと言ってはいけない」や猪谷千香氏の「その情報はどこから?」が紹介されている。

【レビュー№1700】週刊現代別冊 おとなの週刊現代 2019 vol.1 死後の手続きはこんなに大変です

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評価★★★ こちらの週刊誌の特集号が一時 Amazon のランキング総合 22 位になっていたそうである。世はまさに一億総終活時代なのだろう。ご自身がそうである方、親御さんがそうである方を考えれば、日本の全人口の半分くらいが直面している問題なのかもしれない。 本書は終活の入門書としてはお手頃だろうが、細かいところで疑問なところが無いわけではない。例えば、健康保険は国民健康保険に入っていることを前提に書類の事例が紹介されているが、普通に本書のターゲットとなる方であれば、後期高齢者保険の被保険者であるはずだ(実は国保とは微妙に違いあり)。その辺については、 以前評者がご紹介した本 には詳細に後期高齢者保険の被保険者の場合の対応方法について記されている。 毎度申し上げているが、いかに信頼できる専門家にこういったことを相談できるかが、鍵と言える。何事もそうだろうが。

【レビューNo.1699】自衛隊の今がわかる本

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評価★★★ 普段、 国防関係のTwitter上の個人的なリストでフォローしている方 の近著。著者は軍事フォトジャーナリストの方で、映画「亡国のイージス」や新劇場版エヴァンゲリヲンのミリタリー部分の助言もしているそうだ。題名通りで、これ一冊読めば(画像も多いので、見ればという感じもするが)自衛隊の現状認識はほぼ完璧であろう。自衛隊の現状の最大の問題点は人手不足だと著者は言う。当たり前だが日本国全体の問題点と同じであった。

【レビューNo.1698】Tannhaeuser

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評価★★★ 評者は大学時代に大学の合唱団に所属していた。偶然、4年の卒業時の春休みに、エキストラとして二期会のオペラ出演のお話があった。その時の演目がこのワグナー「タンホイザー」である。したがって、本曲の最初から最後まで評者の頭の中に(あの分厚いスコアで何十日も稽古したのだから当たり前だが)、叩き込まれている。 残念ながら本演目の動画記録はあまり恵まれていないようだ。近所の図書館に シノーポリ版 (実はこの版でタイトルロールを歌っているリチャード・ヴァーサールが上記の二期会上演の際には来日、よって本物を稽古の時から評者は見てはいた)が所蔵されているが、あまりに前衛的な演出に嫌気がさしていたので、Amazonで評価の高い本盤に期待して購入したのだが、本盤も負けず劣らずの前衛的演出。冒頭部分はテレビでは放映不能であろう。 タイトルロールを歌うヴェンコフはあまり聞いた記憶のない歌い手だが、可もなく不可もなくか。やはりワグナー歌いとしてルネ・コロは空前絶後のヘルデンテノールであったと認識を新たにした。領主役のハンズ・ゾーテイン、ヴォルフラム役のベルント・ヴァイクルはまだまだ若い時期だったようだが、この頃から十八番役だったか。ヴェーヌスとエリザベートを同じ歌手が歌うという演出だが、人間には二面性があるということの問いかけか? 決して本盤は悪くはないが、やはり本演目の完璧な動画記録はいまだ存在しないようであることが確認できるだろう(カラヤン指揮版の録画が残って欲しかった)。

【レビューNo.1697】フォブチェーン

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評価★★★ 例によって、松屋銀座宮崎バイヤーご提案の一品。こちらはフオブチエーンと言って、元は懐中時計時代に時計とベストや上着とを結ぶための鎖だったようだが、今日ではこのチェーン単独でファッションの一部となっているようだ。確かに、単にベストを着用しているよりは、たったこれをつけるだけでどことなくオシャレ感が出るのは嬉しい。