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【レビューNo.1532】brother プリンター A4 インクジェット複合機 MFC-J737DN FAX/子機1台付き/無線LAN

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評価★★★ ずっとブラザーのFAX、コピー機、プリンターの複合機を使い続けているのだが、6年使った前のモデルが寿命が来たようなのでついに買い替え。モデルチェンジの度にインクカートリッジの型が変更になっているのは大人の事情なのかどうか知らないが、それ以外については可もなく不可もなし。さすがにこの6年間の正常進化でプリンタのスピード等は大幅に高速化されている様子。かつ操作についても液晶画面へのタッチが原則なっているようでUIは改善されている。売り物のWi-Fi接続についてはPC本体から離れているようなお宅であれば使い道もあるのだろうが、うさぎ小屋2.0の我が家には無用の長物であった。iPhoneからの直接Wi-Fi接続による印刷も実験してみたが、印刷レイアウト等はまだまだという感じがした。

【レビューNo.1531】現金の呪いーー紙幣をいつ廃止するか?

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評価★★★ ロゴフの新著ということで一体どういう内容なのだろうかと期待しつつも、まったく予断及び事前情報無く読み始めたが、要は高額紙幣の発行を止めたらどうか?という提案である。 例えば、日本語版まえがきに書いてあるが日本の通貨流通高のじつに90%以上が一万円札が占めているのだという。これは我々一般国民の生活実体からすると、著しく乖離したものだと思わざるを得ない。犯罪や脱税等の不正蓄財に莫大な現金(とりわけ高額紙幣)が使われており、また、現金の発行残高が膨大であるがゆえに中央銀行によるマイナス金利政策の効果が所期の目的を達することができない、というのが著者の見立てだ。それに対する、著者の提案は時間(例えば5年から7年)をかけてまずは高額紙幣(日本円なら一万円札、米ドルなら100ドル札)の発行を停止せよというものである。氏の試算によればシニョレッジよりは高額紙幣発行停止で得るメリットの方が、はるかに大きいのだという。 個人的な直感としては、なかなかに実現可能性が低い策ではないかと思うが、頭の体操としては面白いのかも知れない。

【レビューNo.1530】捨てられる銀行2 非産運用

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評価 ★★★ ベストセラー「捨てられる銀行」 の続編。森金融庁長官がこの記者を使って自ら代弁させている感がありありの書と言ってしまうのは穿ち過ぎなのだろうか。 今回は悲惨運用もとい資産運用についての話であり、 詳しくは専門家である厭債害債さんが早速にレビューされているのでそちらをご覧頂きたい が、一個人投資家として思うのは、やはり一人一人の個人投資家がもっと自ら学ぶべきであり、そういうことができない方はこの世界に来てはいけないのだと思う。いわゆる狭義の適合性の原則だ。それか相当に信頼のできる相談相手かパートナーがいることが、必須なのでは無いだろうか。この世界はこの本に書いてあるほど(要は森長官が思ってるような、理想的な金融機関等が出現したとして、皆がハッピーな結果になるわけではないのは自明だから)、容易なものではないと思うから。

【レビューNo.1529】戦争にチャンスを与えよ

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評価 ★★★ 朝鮮半島情勢が風雲急を告げる中、まさに時宜を得た書だと思いあわてて手に取った。実際には表題の「戦争にチャンスを与えよ」は本書の第 2 章だけの短い論文であり、他は翻訳者との来日時のインタビューや他誌への寄稿記事をまとめたもののようであり、少し寄せ集め感のある内容となっている。 手っ取り早く著者の趣旨を知りたい方は、ネットに公開されているここを読めばいい だろう。 戦争が平和を呼び、平和が戦争を呼ぶという著者の主張は、よくよく考えれば確かにそうかなと思うのだが、平和ボケの日本人にはよく理解しておかねばまずいことがこれから起きかねないのだということが、本書を読めばわかる。 氏が書中でしたばしば指摘する「戦争」の終わり方次第によっては長きに渡り不幸な結果を招く(現に朝鮮半島はいまだ休戦状態なのだから)ことになりかねないのだからだ。

【レビューNo.1528】週刊東洋経済 2017年4/29-5/6合併号

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評価 ★★★ 今週の週刊東洋経済の第一特集は「トヨタ」であるが、第二特集は「最強のコミュ力」となっている。この第二特集の中に、評者のラーメン二郎もとい大学同期同窓にして同じゼミに所属していて現在は落語家の立川談慶のインタビューが 2P にわたって掲載されている。 氏は かつて氏の著作をレビューした際に書いた と思うが、大学時代より落研に所属しその折から立川談志への入門を志し、一度はワコールへ入社しサラリーマンとなるも一転談志門下へ入門。 9 年以上もの下積み生活の後、史上初の塾員真打噺家となった苦労人である。 今回のインタビューは、彼のあまたある過去の著作のエッセンスが凝縮されたような内容になっており一読の価値はあるだろう、、、、特にコミュ力に自信の無い方には。

【レビューNo.1527】金利と経済

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評価 ★★★★ 言わずと知れた元日銀の重鎮にして京大大学院教授の翁氏の新著。過去の著作でも古巣日銀に歯に衣着せぬ厳しいことを言ってこられたが、本書はその最終決定版か。あとがきが強烈で、過去の歴代ご著書を連続して引用しつつ、異次元緩和は予定通りワークしなかったと明言されておられる。 冒頭に天皇陛下在位 60 周年記念金貨偽造事件の話が書かれているが、これが面白い(余談だが、この件は対外厳秘扱いと漏れ聞いていたのだが、本に書いてしまったよかったのだろうか?)。なぜ、犯罪集団の予定通り偽造金貨が両替されてしまったのか?読んでのお楽しみということにしたいが、この話は通貨というものの本質を見る思いがする。

【レビューNo.1526】危機管理の死角

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評価★★★ 軍事評論家の小川和久氏はサイドビジネスとして危機管理のコンサルタントもなされているようだ。本書はその分野のことについて語られており氏の一連の著書としては珍しいものと言えよう、、、、、とのんびりとしたレビューを書いていたが、北朝鮮情勢も危うくなりここに書かれているようなことが、本邦内でも起きないとも限らない。だから、読んでおいても損は無いと思われる。 面白かったのは、北朝鮮の金正恩について書かれていたところ。氏の見立てでは、北朝鮮の核開発は米国にヒントを得ているという。即ち核保有国と認められ核抑止力を備えたことを理由に、国内の軍縮を進め経済建設を推進しようとしているのではないか?と氏は言う。 なかなか理解しづらい理論であるが、金正恩には金正恩の事情もあろう。現下の情勢は不幸な方向に向かっているが。