投稿

【レビューNo.1399】Mozart's Best Operas

イメージ
Mozart's Best Operas 評価★★★ 最近野口悠紀雄センセの本を連続して読んでるんだが、勉強中のBGMにモーツアルトがいいようだ(根拠はなさげだけどw)みたいなことが書いてあったので、手持ちの音源でモーツアルトを聴いて仕事もとい自己研鑽の学習をしていたのだが、さすがに同じのばかり聴いて飽きてきたので、Amazonで安い音源を探していてこちらに行き当たった(160円w)。 聴き始めていきなり、不世出のバリトンこと フィッシャー=ディースカウ がモーツアルトの魔笛を歌い始めて腰が抜けるくらい驚いた。 もう一度言うが、この音源は160円しかしないのだ。合計で9時間半ものオペラの録音が入っており、それもそんじょそこらの演奏家のものではなく中にはエーリッヒ・クライバー指揮などというものもある。そりゃCDが売れなくなるわけだと納得した。

【レビューNo.1398】「超」勉強法

イメージ
「超」勉強法 評価★★★ 同じ著者の 「超」集中法 を先日読んだのだが、同書に紹介されている勉強法について特化して書かれているのが本書である。主として大学受験を志向をした場合の英数国の3教科を中心とした勉強法について書かれている。 「超」集中法 のレビューにも書いたが、評者は偶然にもここで主張しているのに類似した勉強法をある資格試験取得の過程で偶然に試したこともあり、その効果についてかなり肯定的な感触を持った。子供には迷惑な話かも知れないが、今回子供の勉強法についてこちらのやり方を実験として試してみたいと思っている(無論、効果が出ないようであれば取り止める)。 後日、ここにいい結果が出たと追記ができるように、親としてもサポートしていきたい。

【レビューNo.1397】モーツァルト:ディヴェルティメント集

イメージ
モーツァルト:ディヴェルティメント集 評価★★★ 30年くらい前に古楽器演奏により一世風靡したコープマンのモーツアルトのデイヴェルテイメント集。ひょんなことから、蔵?にしまっていたのを多分15年くらいぶりに聞いたが、今聞いてみるとこれ古楽器だっけ?みたいに普通に感じてしまう。春の風に吹かれるような軽やかな感じで、なんとも気持ちいい。評者は、これらの曲については他に小澤征爾指揮サイトウキネンの録音を持っているが、あの演歌か浪花節みたいなのも日本人的には嫌いではないのだが、本来の西洋音楽とはこういうテンポで演奏されるべきなのだろう。 かつて、学生の頃にエキストラでオペラに出演したことがあったが、どんどんテンポが演歌のように粘っこくなってしまい合唱指揮者に厳しく指導されたことを思い出した。

【レビューNo.1396】「超」集中法 成功するのは2割を制する人

イメージ
「超」集中法 成功するのは2割を制する人 評価★★★★★ かつての著者の著書のレビューに書いてきたと思うが、著者は評者にとって何人かいらっしゃる命の恩人だ(無論面識はないが)。以前、 「超」整理法の解説記事 も書いたが、もしも著者が超整理法を世に問うてなかったら、職業人としての私の仕事は間違いなく崩壊していただろう。 本書はその超整理法以後何冊か続いた「超」シリーズの一冊だったようで、 20 年前に草稿は書かれていたようだが、お蔵入りになっていたそうだ。 ひょんなことから今回刊行の運びとなった様だが、何故本書が 20 年前に刊行されなかったのか返す返すも残念でたまらない。 評者は先日、難関の FP 一級の学科試験に合格したのだが、実は気づかないうちに本書で提案されている 2:8 法則で学習していたことに、本書を読んでいて気づいた。もしも、 20 年前に本書が出現していたら、評者の人生は大きく違ったものになっていただろうと断言できる。それだけのインパクトが本書にはある。 なお、題名にも副題にもまったく出てこないのだが、本書は著者によるブラックスワン理論で有名なナシーム・タレブに対する反論の書となっている。 確かに多くの人にとっては、ブラックスワンよりホワイトスワン(本書ではその表現は使われてないが)への対応こそが、はるかに重要であることは間違いないだろう。

【レビューNo.1395】人体600万年史(下)

イメージ
人体600万年史(下):科学が明かす進化・健康・疾病 評価★★★ なでしこの大儀見選手が以前推薦していたハーバード大学人類進化生物学教授による上下 2 巻の大著。下巻は、人類 600 万年史のうち、農業を開始して以降の歴史と現代人に降りかかっている数々な健康上の不都合な事実についての著者の考察が続く。 最終章に著者はこう書く「私たちはやや太り気味の、柔毛のない、二足歩行の霊長類であり、糖と塩と脂肪と澱粉をひどく欲しがるが、食物繊維の多い果実や野菜、木の実、種子、赤身肉など、雑多な食物を食べるようにいまでも適応している。ゆっくり休んでくつろぐのは大好きだが、いまでもその身体はかつてのとおり、一日に何キロも歩いたり、頻繁に走ったり、地面掘ったり木に登ったり、ものを持ち運んだりするように進化した、持久力の高いアスリートの身体である。」 これを読んで、いかに現代人の生活が、不自然なものとなっているかは容易に想像がつくことだろう。それに対する対応策として著者が記していることは、いまひとつ実現性の乏しいものと評者には感じられたが、それは評者も含めて本書を読んだひとりひとりの読者が、自らのこととして考えるべきことなのだろう。

【レビューNo.1394】おいしく、楽しく食べて、健康に ロカボバイブル

イメージ
おいしく、楽しく食べて、健康に ロカボバイブル 評価★★★ 過日読んだ北里の糖尿病専門医の先生による糖質制限食品ないしレストランらいしスイーツショップ等の紹介本。 今や、食品スーパーに行けば糖質制限麺類コーナーが設置(評者近所の東急ストアにて確認)するなど、さして珍しい話でも無くなってきたが、わずか数年前のことを思えば驚くべき変化と言えよう。 但し、本書でも著者は警告しているが、糖質をゼロにする極端な糖質制限についての評価はまだ定まってないと考えるべきなのだろう。また、先に読んだ「人類 600 万年史」によれば、狩猟生活時代と現代人とで食生活上最大の差異が出ているのは食物繊維の摂取の大幅な減少(おおよそ 10 分の 1 に減少)であることは、考慮に入れなければならないのだろう。

【レビューNo.1393】相続対策で信託・一般社団法人を使いこなす

イメージ
図解 相続対策で信託・一般社団法人を使いこなす 評価★★★ 昨今、資産ないし事業承継の手法として注目を集め始めた民事信託と一般社団法人についての入門本。 いわゆる長生きリスクというものが昨今言われる中、資産承継や事業承継の現場では従来存在する成年後見人制度では対処不能な事案も発生しているのが事実だ。 それらへの有力な対処法として民事信託と一般社団法人が有効だとして、初心者にわかりやすいような事例紹介を中心に記されている。 「これって税理士さんの飯の種が増えただけじゃね?」と思わなくもないが、本書にあるような対処法ができるのであれば、コストをかけてでも実施するべき場合も数多くあるであろうことも容易に想像される。相続税の事がご心配なご資産家の方であれば、一読しておいて損はないだろう。