投稿

【レビューNo.1165】 世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?

イメージ
評価★★★ Twitter等で話題になっているようなので手に取ってみた。元参議院議員にして熱血キャラでお馴染みのタムコーさんこと田村耕太郎氏が、米国ビジネススクールなどで感じた「米国の意識の高い人は、徹底的に体を鍛え抜いた上で、更に全力でビジネスや勉学で戦っている。」ことを伝えようとする書といったところか。 大所の流れとしては本書の内容に賛成ではあるが、著者の体験と主観で勢いに任せて書かれてあるようなので、例えばベジタリアンが本当に健康に寄与するかどうかであるとか、ないし脂肪は本当に健康にマイナスかどうかは個人的には疑問だと思う。これについては、毎度で恐縮であるが糖質制限食の専門家の本のご一読を強くお薦めする(もっとも私自身まだ厳格にはこれを実践できてないがw)。

【レビュー№1164】ヒトラーの経済政策

イメージ
評価★★★ たまたま少し前に本書のことを ジャーナリストの江川紹子氏がつぶ やいていた ので手に取った。 途中でかつて 池田信夫氏がレビュー していたのを知り、 なるほどと思いながら読んでいた。 (余談だが、この池田信夫氏のレビューも一読の価値がある。) 現在アベノミクスの拡張的政策から財政破綻を危惧する声が聞こえ て来るが、そういった方々がよく口にするのが、 第一次大戦後のドイツのハイパーインフレだ。 本書は、そのどん底からドイツ経済がいかにして復活して、 そして短期間のうちに敗戦による挫折を再び経験することになるか をコンパクトにまとめた書だ。 私はかつて冗談で、 ギリシャとかはエーゲ海の島を担保にして債券発行したらどうか、 と書いてきたが、 実はドイツではそれとほぼ同様のことが第一次大戦後のハイパーイ ンフレの際に行われていた。ドイツの国土そのものによって保証された レンテンマルク の発行がそれだ。 この起死回生から驚異的な経済回復がもたらされるのだが、、、、 、 今般行われているアベノミクスとやらが如何なる結果となるかは、 神のみぞ知るだろう。 だが、 少なくとも ブラックスワン のタレブのこの箴言を忘れない様にした いものだ。 「 私たちは学ばないということを私たちは学ばないということを自然 とは学ばない」

【レビュー№1163】いつやるか? 今でしょ!

イメージ
評価★★★ 今や泣く子も黙る 「今でしょ!」 のCM で知られる国民的東大合格請負人こと東進ハイスクールの林 修先生によるベストセラー。 今更ながら手にとったのは、著者と評者がほぼ同い年であり、 かつ新卒の際は当時の長銀に入社した銀行マンだったという経歴を 知ったからだった。 著者には失礼だが、 本書はしょせんは ブラックスワン の タレブ の言うところの「 勝者バイアス」の一つに過ぎない話の一つだと思うが、 受験生というお客様が必ず毎年変わる商売を継続してきた上での著 者の気づきには、そこここに カーネマン( 評者はまだ読書中であるがw) などで取り上げられた事例と似たようなことが散見されるのは興味 深い。 というわけで、カーネマンに戻って読書を続けたい。 本質から逃げてはダメですねw それを気づかせてくれた林修先生、ありがとう! いつカーネマン読むか?今でしょ!

【レビュー№1162】アベクロ政策と国債問題

イメージ
評価★★★ おなじみ牛熊さんによるKindle速攻出版シリーズの一つ。 先週債券市場は史上稀に見る乱高下相場を演じたのだが、 その理由や背景をお馴染みの牛さん熊さん猫さんの対談形式で軽く 伝える。 毎度同じ様なレビューで恐縮だが、 やはりKindle出版は早さこそが命だと最近感じている。 その最先端を行かれているお一人が著者だと思うのだが、 如何であろうか?

【レビュー№1161】親が遺す不動産

イメージ
評価★★★ 評者は親が田舎に居住しており、そろそろ相続が視野に入ってきた年代だ。著者によると、バブル期に首都圏でも千葉の上総一ノ宮や山梨の大月などの遠方でしか持ち家が困難になり、これがために今となっては「親が遺す不動産」が処置に困るものであるケースが多いという。まさに、私も本書のケースである。 そういった方向けの注意点が延々と書いてあるのが本書だ。 仕事柄既知のことが大半だったが、そうでない方で似たような境遇の方なら読んでおいたほうがいいだろう。

【レビュー№1160】国鉄・JR博物館 リニア・鉄道館保存車全ガイド

イメージ
評価★★★ 評者は新幹線が開業した昭和39年生まれであり、小さい頃から新幹線の0系車両というのは、親戚の様な気がしていた。 今度のGWに8年ぶりに名古屋に立ち寄る予定なのだが、かつての鉄道マニアとして気になっていたこちらを訪問する予定で、予習兼ねて拝読。 新幹線やリニアだけでなく、モハ1やモハ52などの歴史的に貴重なものも数多く収納されていると知って勉強になった。

【レビュー№1159】「マイホームの常識」にだまされるな!

イメージ
評価★★★ 橘玲氏の影響で長いこと賃貸暮らしだったが、中古マンション購入にて持ち家をする際に参考にしたのが著者の旧著だった(残念ながらどの本か忘れた)。 あれから随分になるが、今や住宅問題お助け研究所の感もある著者が、一問一答形式で住宅についての様々な疑問に答えるのが本書だ。 アベノミクスもあるんで、そろそろローンで家を買おうか、女房もうるさいし、などと気楽に考えている人は絶対に読むべきだ。 本書の内容くらいは、住宅を考える上では常識にしておきたいものだ。心からそう思う。